最終更新: 2026年6月
「MT5対応のEAをゴゴジャングルで探したいけど、MT4との違いがよくわからない」——そういう相談を職場の同僚から受けることが増えてきました。
私も最初は同じ疑問を持っていました。FXを始めた頃、ゴゴジャングルを開いたら「MT4」「MT5」という表記があって、どちらのEAを選べばいいのか迷ったんです。仕事終わりに調べてみたら、意外とシンプルな話でした。
この記事では、副業でFX自動売買を7年続けてきた私の経験をもとに、MT5対応EAの特徴とゴゴジャングルでの探し方を説明します。
MT4とMT5の違い——サラリーマンが気にすべき3点
専門的な話は後回しにして、副業トレーダーとして実際に影響のある違いから説明します。
1. EAの種類が違う
正直なところ、現時点ではMT4対応EAのほうが圧倒的に種類が多いです。ゴゴジャングルに掲載されているEA総数(2025年末時点で約4,364個)のうち、MT5専用対応のものはまだMT4より少ない状況です。
MT4用に開発されたEAはMT5では動きません。逆もまた同様で、互換性がないので注意が必要です。これは仕様上の話で、どちらが悪いということではありません。「自分の口座がMT4かMT5か」を先に確認するのが最初のステップです。
2. 使える証券会社が違う場合がある
国内FX業者の多くはMT4のみ対応で、MT5は海外FX業者か一部の国内業者に限られます。副業サラリーマンがよく使うGMO外貨・SBI FXトレードなどはMT4非対応です。XMやAXIORYなどの海外業者ではMT5が使えます。
口座を開く前に「その業者がMT4かMT5か」を確認するのは必須です。
3. 時間足の数が違う
MT4は9種類の時間足しかありませんが、MT5は21種類に増えています。デイトレード中心のEAや短期売買向けのEAを使いたい場合、MT5のほうが細かい設定ができる余地があります。ただ、副業で週末にEAを設定して放置するスタイルなら、この違いはほぼ影響しません。
MT4とMT5の詳細比較
副業トレーダーの視点で、両者の違いをもう少し詳しく整理します。
| 比較項目 | MT4 | MT5 | |---|---|---| | EAの種類(ゴゴジャングル) | 多い | 少ない(増加中) | | 対応国内業者 | 多い | 一部のみ | | 時間足の数 | 9種類 | 21種類 | | バックテスト速度 | 遅い | 速い | | 経済指標カレンダー | 別ツール必要 | 標準搭載 | | プログラム言語 | MQL4 | MQL5 | | 互換性 | MT5と非互換 | MT4と非互換 |
初心者の副業トレーダーには、対応業者が多くEAの選択肢が豊富なMT4の方が入りやすいことが多いです。ただし、使いたい業者がMT5専用の場合はMT5を選ぶことになります。
MT5対応EAのメリット
バックテストが速い
私がMT5を気に入っている点のひとつがこれです。MT4では時間がかかっていた1年分のバックテストが、MT5ではかなり短時間で終わります。デモ口座で「とにかく早くバックテストを試したい」という時に助かります。
バックテストの速度は、EAを選ぶ前の検証フェーズで特に重要です。複数のEAを短期間でテストして比較するような場合、MT5の速度優位は実感できます。
経済指標カレンダーが標準搭載
MT5にはソフト内に経済指標カレンダーが標準搭載されています。MT4では別のツールを開いて確認していた作業が、MT5では画面内で済みます。仕事の合間にスマホで確認するときも、これは地味に便利です。
マルチアセット対応
MT5は株式・先物・FXを同一プラットフォームで取引できます。MT4はFX専用です。将来的に株式投資も検討している方には、MT5のほうが拡張性があります。
ゴゴジャングルでMT5対応EAを探す手順
実際の操作手順を説明します。
手順1: 検索フィルターを設定する ゴゴジャングルのサイトでEA検索を開いたら、フィルター項目に「対応MT」という項目があります(または商品説明欄に記載)。「MT5対応」で絞り込むと該当する商品が絞られます。
手順2: フォワードテストがあるかどうか確認する これは最重要です。MT5対応EAでも、フォワードテスト成績がないものは「バックテストだけ作られたEA」の可能性があります。最低3ヶ月以上のフォワード成績があるものを選ぶのが鉄則です。
手順3: 使いたい業者との対応確認 「MT5対応EA」と書かれていても、どの業者でテストされたフォワードなのかを確認しましょう。業者によってスプレッドが異なるため、自分が使う業者でのフォワード成績があると理想的です。
ゴゴジャングルの検索を効率化するコツ
ゴゴジャングルには多数のEAが掲載されているため、絞り込みを活用することが重要です。
- 「対応MT」フィルター: MT5専用・MT4専用・両対応を絞り込める
- 「成績あり」フィルター: フォワードテスト成績が掲載されているものに絞り込める
- 「評価」での並べ替え: ユーザーレビューが多いものから確認できる
- 「運用期間」での絞り込み: 長期間運用されているEAを優先する
特に「フォワードテスト成績あり」のフィルターは必ず使ってください。バックテストのみのEAは実際の相場での実績が不明なため、リスクが高いです。
副業でFX自動売買を始めたい方は、Claudeがエントリーポイントの判断をするFXツールhedgrow-fxも参考になります。
MT5対応EAの注意点
MT4のEAはそのまま使えない
「MT4で実績があるEAをMT5に移したい」という場合、そのEAを開発したMQL4コードをMQL5に書き直す必要があります。これは開発者か、プログラミングができる人でないと難しい作業です。
最初から「自分の口座に合ったMT版のEA」を選ぶほうがトラブルが少ないです。
「MT4/MT5両対応」の表記を確認する
ゴゴジャングルには「MT4とMT5の両方に対応している」と明記されているEAもあります。この場合はどちらの口座でも動かせます。開発者の手間がかかっている分、信頼性の判断材料のひとつにもなります。
EA導入後のモニタリングを怠らない
EAを設定して稼働させた後も、定期的なモニタリングが必要です。特に次の点を確認してください。
- ドローダウン(最大損失幅)が想定の範囲内か
- 取引回数が期待通りか(頻度が極端に少ない・多い場合はパラメータ確認)
- 相場環境が変わった場合に成績が劣化していないか
副業トレーダーとして「完全放置」は危険です。週に一度はEAの稼働状況を確認する習慣をつけることをおすすめします。
副業トレーダーとしての選び方まとめ
私が副業でEAを選ぶときに実際に使っている基準を共有します。
絶対に確認すること:
- 自分の口座(MT4かMT5か)に対応しているか
- フォワードテスト期間が3ヶ月以上あるか
- プロフィットファクター(PF)が1.3以上か
- 最大ドローダウンが20%以内か
- 推奨証拠金の金額が現実的か
あれば加点になること:
- 複数の業者でフォワード成績がある
- バックテスト期間が5年以上
- レビュー・口コミが複数ある(特に悪いレビューの内容も確認)
正直、MT4とMT5のどちらが「優れている」という話ではなく、「自分が使う口座と合っているかどうか」がすべてです。最初の頃、私はこの確認を怠ってMT5対応EAをMT4口座に入れようとして、動かなくて焦った経験があります。これは多分、多くの人が一度は経験する失敗だと思います。
EAのリスクについて正直に話す
EAを使ったFX自動売買は、「設定して放置すれば稼げる」と思われがちですが、実際はそうではありません。
過去のバックテストで優秀な成績を出しているEAでも、相場環境が変わると成績が大幅に悪化することがあります。特に次のような局面では、多くのEAが想定外の損失を出します。
- 急激な相場変動(経済ショック・地政学リスク)
- 長期的なトレンド変化
- スプレッド拡大(重要指標発表時・市場急変時)
EAは「相場を分析するルール」であり、そのルールが通用しなくなる環境が来れば損失が出ます。リスク管理の観点から、推奨証拠金の1.5〜2倍程度の余裕を持って運用することが重要です。
また、EA運用中は損切り設定(ストップロス)が適切に機能しているかを定期的に確認してください。
まとめ
- ゴゴジャングルでMT5対応EAを探すには「対応MT」フィルターを使う
- MT4のEAはMT5では動かない(互換性なし)
- 口座を開く業者がMT4かMT5かを先に確認するのが最初のステップ
- フォワードテスト3ヶ月以上・PF1.3以上・最大ドローダウン20%以内が選択の目安
- EA設定後も週1回程度のモニタリングを継続する
免責事項
本記事はFX自動売買に関する一般的な情報提供を目的としており、特定のEAへの投資を推奨するものではありません。FX取引には元本割れを含む損失リスクが伴います。過去の成績は将来の結果を保証しません。投資の判断はご自身の責任で行ってください。
よくある質問(FAQ)
Q: ゴゴジャングルでMT5対応EAを絞り込む方法は? A: 検索ページのフィルター機能で「MT5」を指定するか、商品説明欄の「対応MT」項目で確認できます。「MT4/MT5両対応」と明記されているものは、どちらの口座でも使えます。
Q: MT4対応EAはMT5でも動きますか? A: 動きません。MT4用のEAはMQL4で記述されており、MT5の実行環境(MQL5)とは互換性がないため、使用するには書き換えが必要です。
Q: 副業サラリーマンにはMT4とMT5どちらが向いていますか? A: EAの種類が多く、国内業者でも使えるMT4が入りやすいと思います。ただし自分が使いたい業者がMT5のみ対応の場合はMT5を選ぶことになります。どちらも副業利用には十分機能します。
Q: MT5のほうがバックテストの精度は高いですか? A: 速度は速いですが、精度はヒストリカルデータの品質とスプレッド設定に依存します。MT5でも適切な設定をしないと過剰楽観なバックテスト結果になります。
Q: ゴゴジャングルのMT5対応EAはどのくらいの数がありますか? A: 2025年末時点でゴゴジャングル全体に約4,364個のEAが掲載されており、MT5対応はそのうちの一部です。MT4に比べて種類は少ないですが、年々増加傾向にあります。
Q: EAを使うのに最低どのくらいの資金が必要ですか? A: EA個々の推奨証拠金による異なります。ゴゴジャングルに掲載されているEAの多くは推奨証拠金が10万円〜という設定が多いです。推奨証拠金の1.5〜2倍程度を用意することが安全です。スタート資金の詳細はFX副業の最低資金の記事も参考にしてください。
Q: EAの成績が悪化してきたらどうすればいいですか? A: まず一時停止して原因を分析します。相場環境の変化が原因なのか、EAのパラメータ設定の問題なのかを確認します。継続して損失が出る場合は、そのEAの使用を中止する判断も重要です。「損失を取り返そう」とパラメータを過剰に調整することは避けてください。
著者情報: 大手メーカー会社員・FX副業歴7年
