国内MT5でEAが使える口座4社を比較【2026年・副業サラリーマン向け】
最終更新: 2026年6月
「MT5でEAを動かしたいけど、国内で使える口座ってどこ?」という質問、私も最初はまったく同じ状況でしたよ。
MT5(MetaTrader 5)とはメタクオーツ社が開発した取引プラットフォームで、EA(Expert Advisor)という自動売買プログラムを動かすことができます。海外では広く普及しているのですが、国内FX業者での対応はまだ限られているのが現状でしてね。
2026年6月時点で調べたところ、国内でMT5を提供しかつEAの利用が可能な口座は4社のみでした。金融先物取引業協会の公表データによると国内店頭FX業者は46社(2026年5月末時点)ありますから、その中の4社というのはかなり絞られた選択肢です。
今回はその4社を副業サラリーマン目線で徹底比較します。平日の夜に30分程度しかFXに時間を使えない私が実際に調べた情報をもとに、「最初に選ぶべき1社」まで断言しますね。
国内でMT5のEAが使える口座は2026年6月時点で4社のみ
まず結論から言うと、現在対応しているのは以下の4社です。
- 外為ファイネスト
- OANDA証券
- フィリップ証券
- アヴァトレード・ジャパン
「えっ、こんなに少ないの?」と思う方も多いと思います。私も最初はそう感じました。国内FX業者の多くがMT4(MetaTrader 4)止まりか、そもそもメタトレーダーに対応していないんですよね。
では、この4社を一つひとつ確認していきましょう。
4社のスペック比較表
| 項目 | 外為ファイネスト | OANDA証券 | フィリップ証券 | アヴァトレード | |---|---|---|---|---| | MT5提供 | あり(MT4も対応) | あり(東京サーバーのみ) | あり(MT5のみ) | あり(国内初対応) | | EA利用 | 制限なし | スタンダードプランのみ可 | 制限なし | 制限なし | | USD/JPYスプレッド | 0.3〜0.4銭 | 0.4〜0.8銭(原則固定) | 0.2銭〜(変動制) | 0.3〜0.5銭 | | 最大レバレッジ | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | | 最低入金額 | 5,000円〜 | 非公表 | 3万円 | 1万円 | | 最小取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | | 通貨ペア数 | 28種類 | 37〜40種類 | 非公表(CFD含む) | 55種類 | | サブ口座 | 最大9口座 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
免責事項: スプレッドは市場環境により変動します。掲載データは執筆時点の情報であり、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。FX取引には元本割れのリスクがあります。
各社の特徴と「副業サラリーマン向け」評価
1位:外為ファイネスト(最もおすすめ)
正直に言うと、副業サラリーマンがMT5でEAを始めるなら外為ファイネスト一択だと思っています。
理由は3つあります。
理由1:EA制限が一切ない
スキャルピングEA(短時間で小さな利益を積み重ねるタイプのEA)も含めて制限なしで使えます。EAによっては短時間に大量の注文を出すものがありますが、そういったEAも弾かれません。
理由2:5,000円から始められる
クイック入金なら5,000円から入金可能でしてね。副業の最初の一歩として少額からテストできるのは本当に助かります。私が最初の3年間で大きく損をしたのは、いきなり資金を入れすぎたことが一因でしたから。
理由3:サブ口座が最大9口座
これが地味に大きい。複数のEAを別々の口座で動かして成績を分けて管理できます。「このEAは調子よくて、こっちは停止しよう」という判断が、口座ごとの損益で明確にできるんです。
USD/JPYのスプレッドは東京時間実測で0.3〜0.4銭。MT4も使えるので、すでにMT4でEAを持っている方が移行しやすい点もメリットです。
2位:フィリップ証券(スプレッド重視ならここ)
スプレッドの狭さが売りで、USD/JPYは0.2銭〜という水準です。ただし変動制(変動スプレッド)なので、市場が荒れているときは広がることがある点は覚えておいてください。
MT5のみの提供なので「MT4とMT5のどちらを使うか迷う」という問題が起きません。初めてメタトレーダーを使う方にとっては、選択肢が一本化されている方がシンプルでいいかもしれません。
最低入金が初回3万円という点は外為ファイネストより高いですが、EA運用の最小推奨資金が5万円〜とされていますから(最大ドローダウンの2倍以上が鉄則と言われています)、どのみち5万円前後は用意することになります。そう考えると3万円の最低入金はそれほど障壁にはならないですね。
3位:OANDA証券(固定スプレッドが安心感を生む)
ここだけは必ず注意してほしい落とし穴があります。
OANDAには「裁量プラン」と「スタンダードプラン」の2種類があるのですが、EAが使えるのはスタンダードプランのみです。裁量プランでは自動売買は禁止されています。
口座開設時にどちらのプランを選ぶかを間違えると、EAを設定しても動かない、あるいは規約違反になる可能性があります。私の知人が実際にこれで困っていましたよ。
スタンダードプランのUSD/JPYスプレッドは0.4〜0.8銭の原則固定。「原則固定」というのは、通常時は固定ですが市場の急変時には広がることがあるという意味です。それでも変動制よりは予測しやすい。
通貨ペア数が37〜40種類と豊富なことと、東京サーバーで運用されているため国内から安定した接続が期待できる点はプラス評価です。
4位:アヴァトレード・ジャパン(将来の選択肢は広いが慎重に)
55通貨ペアという圧倒的な取扱数が特徴で、CFDなどFX以外の商品にも対応しています。EA制限もありません。
ただし1点だけ触れておかなければならないことがあります。アヴァトレード・ジャパンは2024年に金融庁から業務改善命令を受けています。現在は通常営業中ですが、副業でリスクを取りたくない方はこの事実を踏まえた上で判断してください。
将来的に多様な通貨ペアやCFDにも手を広げたい方の「第2口座」として検討する、という使い方が現実的かもしれません。
副業サラリーマンがEA口座を選ぶときの3つのポイント
私が7年間のFX副業で学んだことをまとめると、口座選びで大事なのは以下の3点です。
1. EA制限の有無を最初に確認する
当たり前のようですが、これが一番重要です。OANDA証券のような「プランによって異なる」ケースもあるので、契約前に公式サイトの利用規約まで確認するクセをつけてください。
2. 最低入金額より「最初に入れる金額」を考える
最低入金額が低くても、EA運用には最大ドローダウン(過去最大の資産下落幅)の2倍以上の資金が推奨されています。「最低入金額が5,000円だから5,000円でいい」ではなく、使いたいEAのドローダウン実績を確認して資金量を決めましょう。最初の3年で私が損をした理由のひとつが、資金管理の甘さでした。
3. サポート体制と信頼性を確認する
自動売買は24時間動き続けます。トラブル時にサポートがつながらないと困ります。国内業者を選ぶ利点のひとつが日本語サポートの存在ですから、そこは活用しましょう。
EA自動売買でよくある失敗と損失の現実
ここは正直に話しておきたいのですが、EA自動売買は「仕掛けて放置すれば稼げる」ものではありません。
私自身、FX副業の最初の3年間は毎年30〜50万円の損失を出し続けました。その失敗の中にはEAによるものも含まれています。過去の相場環境で最適化されたEAが、環境の変化で機能しなくなる。これは珍しいことではないんですよ。
EA運用でよく起きる失敗のパターンです。
- 過去最高の成績のEAを最大ロット(取引単位)で動かして一気に損失:バックテスト(過去データでの検証)は良くても、本番では別物になるケースが多い
- ドローダウンに耐えられず途中で停止して損失確定:EAには回復期間が必要なこともある
- 複数のEAを同一口座で動かして管理できなくなる:何が原因の損失か追えなくなる
EA自動売買を副収入に育てるには、少額でテストして実績を見ながら少しずつ資金を増やす、この地道な積み上げしかないと今は思っています。
まとめ:最初の1社は外為ファイネストを選ぶ理由
| 選ぶべき人 | おすすめ口座 | |---|---| | 少額(5万円未満)でまずテストしたい | 外為ファイネスト | | スプレッドを最優先したい | フィリップ証券 | | 固定スプレッドで安心感を重視したい | OANDA証券(スタンダードプラン) | | 多通貨・CFDまで視野に入れている | アヴァトレード(事情を理解した上で) |
副業サラリーマンで「まず1社を選んでEAを動かしてみたい」という方には、EA制限なし・少額5,000円〜・サブ口座9口座という3点セットを持つ外為ファイネストが最も合っていると思います。
仕事が終わった夜に少額から試して、週末にEAの成績を確認する。その小さなサイクルを積み上げていくのが、時間の少ない副業トレーダーの現実的なやり方ですよ。
大きく勝つより負けないことの方が大事です。4年間で累計200万円の副収入を積み上げられたのは、最初に「どこでどれだけのリスクを取るか」を決めてからコツコツ続けたからだと思っています。
よくある質問(FAQ)
Q: MT4とMT5、どちらを選べばいいですか? A: これから新しくEAを始めるならMT5を推奨します。MT5はMT4の後継で高速処理に対応しており、国内では外為ファイネストがMT4・MT5の両方に対応しているので、既存のMT4用EAがあっても移行しやすいです。
Q: EAは自分で作らないといけませんか? A: 市販・無料のEAを購入または入手して使うことが一般的です。ただし過去成績だけを信用せず、少額でテストしてから本格運用することを強くおすすめします。
Q: 口座開設にはどのくらい時間がかかりますか? A: 各社オンラインで申し込みでき、マイナンバーや本人確認書類があれば最短で数日で開設できます。急いで資金を入れるより、じっくり比較して選ぶ方が大事ですよ。
Q: OANDAのスタンダードプランと裁量プランの違いは何ですか? A: EA(自動売買)が使えるのはスタンダードプランのみです。裁量プランはEA利用不可なので、MT5でEAを動かしたい場合は必ずスタンダードプランを選んでください。
Q: 副業のEA運用で最初に用意すべき資金はいくらですか? A: 使うEAの過去最大ドローダウンの2倍以上が目安とされています。5万円〜が現実的なスタートラインですが、なくなっても生活に影響しない金額の範囲で始めることが大前提です。
免責事項: 本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、元本を下回る損失が発生する可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。掲載データは2026年6月時点の情報であり、最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。
